2015年8月22日土曜日

少ない物で暮らすということ

先日、インドネシアのジャカルタから車で2時間くらいのところへ出張に行くしたわけですが、そこで思ったこと…。

少ない持ち物で暮らそうとかいう発想は、その気になればなんでも買える環境にいるからなのだなということ。
当たり前か…。



先日訪れたインドネシアの田舎の方のお店は、見た感じでは3種類に分かれます。

①地元密着型ショップ
道沿いには、トタン屋根のような簡易ショップで日用品や果物、時には捌きたてのお肉なども売っていました。
レストランから屋台まで、道沿いに色々ありました。

ペダン料理のお店も、この並びの一つ。
インドネシア人のドライバーさんに一緒に行ってもらい、オーダーも手伝ってもらいました。


②コンビニエンスストア
コンビニはそこかしこにあり、これは建物の作りも日本にあるようなものでした。
多かったのは、インドマートとアルファマートだったかな?

ホテルから歩いていけるコンビニは、ひと昔前のよろず屋の間みたいな感じ。
外国人が買い物をしていても、珍しいけどまあ許容される感じです。

しかし、最近コンビニでの缶ビール販売が禁止されたとかなんとか。
アルコールゼロのビール風味飲料は置いてありましたが、なんとビールは売っていないのでした。


③近代型大型ショッピングモール
ジャカルタならツーブロックに一つくらいの勢いでショッピングモールが乱立しているエリアもありますが、首都と地方ではやはり違います。
最近できたらしいピカピカのショッピングモールも、ちょっとさびれたモールもあるけれど、私が滞在していた時は、インドネシアの大型休日。(日本人は仕事…)
道が大渋滞のため、ショッピングはあきらめて、寄り道せずにホテルに帰ってお買い物せずに帰ってきました。

ちなみにタクシーもあんまりないようで、ちょっとそこまでお出かけというのが、なかなか難しいエリアなのでした。

ということで、風邪薬が欲しくなっても、フルーツが食べたくなっても、缶ビールが欲しくなっても、簡単には手に入らない暮らしをたった二週間しただけで、日本の豊かさと便利さを痛感したのでした。

あと、健康って本当に何よりも大事。
今度から、出張に行く時には、効く薬を一式持って行こうとこころに決めました。

2015年8月14日金曜日

手ぬぐいライフをはじめてみよう

先日、出張に行く際に買った手ぬぐいが便利すぎたので、手ぬぐいを買い足しました。


トマトとだるまはかわいくて即決め。

しかし、トマトはどこまでもトマトなので、よく見るとちょっと飽きがくるような…。

一番左の鈴柄は、クリーム色の記事にふんわりパステルカラーで、よく見ればみるほど、ほっこりかわいいのでした。

この2枚はSuicaペンギンシリーズ。
東京駅舎やスカイツリー、雷門や上野動物園のパンダを描いた東京見物モノと、ハワイアンフラ柄です。

こちらは手ぬぐいハンカチと書いてあって、もしやと思ったのですが、広げてみるとやはり、布地が切りっぱなしではなく、かがり縫いされていたのでした。

手ぬぐいオススメ派の方の意見では、手ぬぐいは切りっぱなしだから乾くのが早いということですが、この手ぬぐいハンカチと比べてみようと思います。



2015年7月19日日曜日

手ぬぐい生活

出張に来る際に、羽田空港で衝動買した手ぬぐい3枚。


衝動買いではありましたが、実は手ぬぐいには少し前から注目していたのでした。

日本人のミニマリストシンプルライフのブログを見ていると、手ぬぐいの登場率が高いのです。

今回、出張中に使ってみて、本当に手ぬぐいって便利だな〜。と思ったのは、
1. 乾くのが早い。
2. 手洗いでも風合いが良い
3. 色々使えて便利
4. コンパクト

1. 2. は出張先のホテル滞在で非常に便利でした。

今回の出張では、デスクワークだけではなく、外を歩く機会もそこそこあるのですが、ここは乾季のインドネシア。
すぐに汗だくになってしまいます。

タオルハンカチも良いのですが、手洗いをすると洗剤のせいか、洗い方や干し方のせいなのかゴワゴワになってしまいました。

ホテルのランドリーサービスに出した日もありましたが、それなりのお値段だしね…
手洗いでも、ゴワゴワせず良い風合いに仕上がる手ぬぐいは、とても便利でした。

手ぬぐい特有の切りっぱなしになっているところが、早く乾く理由らしいっす。

3. の色々使えて便利ということですが、手ぬぐい、汗拭いだけじゃなく、のどが痛い時や首元の日焼け防止に首に巻いてみたり、マスク代わりに鼻と口を覆ってみたり、ちょっとした荷物を包んでみるなど、薄くて長方形なので応用がききます。

4. のコンパクトさ!3枚で一枚のモフモフタオルの3分の1くらいのボリュームでしょうか。
カバンの大きさに限りのある渋滞はもちろん、普段の暮らしでもクローゼットのコンパクト化にひと役買うでしょう。

まあ、わたしはミニマリストに憧れるただの普通の人なので、タオルのフワフワ・モフモフ感の幸せを失う覚悟はありませんが、これからはできるところだけ暮らしのなかに手ぬぐいを加えてみようと思います。

2015年4月13日月曜日

禅ライフ

荷物を減らしていく過程で、思い出した言葉。

「立って半畳、寝て一畳」

究極のシンプルライフって、仏教に通じていたりして。なんて思っていたら、ちょうどよいムック本を見つけました。

(本の写真を撮ってみたけど、反射してきれいに取れなかったので拾い画です)

スティーブジョブズ氏が禅の思想を持っていたとは聞いていたけれど、福井県の永平寺で修行したいと言っていたくらいガチだったとは、初めて知りました。

あの有名なスタンフォード大学の卒業式辞も、禅の思想に通じたものだったとは。 

その他、禅宗の歴史とか、日本の禅僧のお話その他色々あって面白かったです。

禅の教えについては深く書かれていなかったので、ジョブズが読んだいたという本をKindleで購入しました。


少しずつ読んでいこうと思います。




2015年4月7日火曜日

A rich life with less stuff

ある日、友人の一人がFacebookでいいね!していた記事。


人生に疲れた1000万円プレイヤーがたどりついた「ミニマリズム」(最小限主義)という価値


元ネタは、TED TALKで話された内容みたいです。

A RICH LIFE WITH LESS STUFF: THE MINIMALISTS AT TEDX

部屋にあるものを全部ダンボールにパッキングして、必要に応じて箱から取り出したものだけ残す生活を21日間続け、取り出さなかったものは全部不用品とみなすとのこと!

昨年ジャカルタ、ヒューストンからの長期出張から帰国してから、私はゆるゆると、時には潔く荷物を減らしていました。

しかし、最近停滞期に入り、まだまだ不必要なものに囲まれているような気がするのに、ものが全然減らせなくなってしまっていたので、ちょっと真似してみようかと考えています。

最近仕事も忙しく、箱から取り出すものは、生活に必要な最小限のものになりそうです。

はたして21日経過後、箱の中身を見て、やっぱりこれも…と後ろ髪ひかれることが私の性格上考えられますが、なるべくシンプルな生活を目指すという目標を忘れないようにしようと思います。




2015年2月3日火曜日

対岸の火事ではなかった

ISILの人質事件につき、湯川さんと後藤さんお二方のご冥福をお祈りします。

日本人が巻き込まれた国際テロ事件で私が記憶している最近のものでは、アルジェリアの人質事件です。

日揮の社員や関係企業の方々、日本人以外ではプラント出資者の方があの事件でお亡くなりになりました。

あの事件について、私は勘違いをしていたのかもしれません。

アルジェリアの事件当日は、プラント出資者のうちの一つであるイギリスの石油大手会社BPの幹部がプラントを訪問していました。
ですので、私は欧米とイスラムの戦火が飛び火した程度の認識でしかありませんでした。

でも、今回ISILはYouTubeの映像で、日本がテロの標的であることを明言しています。

対岸の火事では無く、日本は戦争の当事者の内の一国としてISILからは認識されているのです。

例え、日本が難民救済の人道支援のためのお金を出すだけでもです。

本当は欧米諸国と日本の関係を揺さぶり、中東の治安悪化を抑制に寄与しているヨルダンへの揺さぶりを仕掛けただけかもしれません。

それは、私にはわかりません。

なんにせよ、対岸の火事と他人事のように考えていた自分の甘さを認識した事件でした。


この件があり、安倍首相が前々から主張されていた、憲法第14条の改正えの運びが急ピッチになるかもしれませんね。

暴力に暴力で対応しても、憎しみは深まるばかりだとも思うのですが、身に迫る危険を感じて、生きようとするためには自衛の手段を行使するのも人間の性なのではないでしょうか。

ガンジーは非暴力、不服従という手段でインド独立を勝ち取ったということですが…そこまでの人格者には私はなれそうにありません。

戦争を知らずに育った世代。
当たり前のように感じていた平和に今一度感謝し、日本の平和はどのように築かれ 、世界のあちこちで今も起きている戦争が少なくなるためにはどうすればいいのか、自分なりに考えさせられた事件でした。

2015年1月16日金曜日

使い切る

お正月に買った一冊。
料理研究家の有元葉子さんの整理術の本です。


有元さんのことはメディアでお見かけしたことはありますが、実はあまり知りませんでした。

レシピ本を手にとったこともありませんでしたが、かわいらしいミトンの表紙と、冊子内にあった背筋をピンと伸ばしてキッチン仕事をする有元さんの写真に興味を惹かれ、本を購入しました。

キッチンを中心に、暮らしの中の有元さんが実践している整理術が述べられています。

みんなもこうしなさい!という感じではなく、私はこうしていますという文体で書かれており、有元さんの暮らしの哲学のようなものを感じられる本でした。

私も背筋を伸ばして、整った生活をおくろうと思える、新年をむかえたばかりの今にぴったりの本でした。

個人的に特に興味をひかれたことはこちら。
「掃除と片付けは別物であり、掃除は毎日ちょこちょこしているから、大掃除はしません。お盆と年末には、大片付けをします」

年末に大掃除と大片付け両方バタバタとしていた自分には耳の痛い話です。

昨年、ジャカルタ出張から日本に帰国してから、食料などの消耗品以外ほとんど買わない生活をしながら、荷物を片付け続けていたつもりの私ですが、まだまだ片付け足りない気がします。

一方で、買わない生活を続けていた中で、無いと困るものの存在にも気づきました。

今月は足りないものを買い足しつつ、さらに片付けを続けていきたいと思います。